「カワシマクラブ」の活動は、川島作品の自主上映・観賞が中心です。
しかしながら、自主上映可能な16ミリプリントは年々減少し、数年前までは観賞可能だった作品もジャンクされている現状です。
つまり、名画座等で上映可能な既存ブリントは比較的有名な作品に限定され、松竹初期作品を初めとする古い作品を鑑賞する術がありません。
そこで私たちは松竹(株)様、及び(株)にっかつ様の協力を得て、自費によるニュープリント化活動を行って参りました。
これまでニュープリントした作品は以下の通りです。
第1弾 (1988) | 「還ってきた男」 (下北映画祭実行委員会に協力) |
第2弾 (1991) | 「笑う宝船」「追ひつ追はれつ」 |
第3弾 (1993) | 「とんかつ大将」 |
第4弾 (1994) | 「深夜の市長」 |
第5弾 (1995) | 「銀座二十四帖」 |
第6弾 (1996) | 「追跡者」 |
第7弾 (1997) | 「夢を召しませ」 |
第8弾 (1998) | 「女優と名探偵」 |
第9弾 (1999) | 「適齢三人娘」 |
第10弾 (2000) | 「こんな私じゃなかったに」 |
第11弾 (2001) | 「明日は月給日」 |
第12弾 (2002) | 「花吹く風」 |
第13弾 (2003) | 「明日は月給日」 |
2005 | 「昨日と明日の間」のニュープリントを計画するも、資金調達が困難のため断念。 |
ニュープリント第14弾の作品として「昨日と明日の間」を予定しておりました。
しかしながら、フィルムの保存状況の兼ね合いから費用が高額のため、資金調達困難と判断し、ニュープリントを断念しました。
現在は、ニュープリント活動を休止しています。
「ニュープリント賛助会員」として参加して頂いた皆様、ご協力いただき、誠にありがとうございました。