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「カワシマクラブ」は、
 映画監督・川島雄三の作品の上映・鑑賞を行っている映画サークルです。

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カワシマクラブ紹介

カワシマクラブの活動

「カワシマクラブ」は、川島作品の自主上映・観賞、出版物の発行を中心に活動しております。
 しかしながら、自主上映可能な16ミリプリントは年々減少し、数年前までは観賞可能だった作品もジャンクされている現状です。
 つまり、名画座等で上映可能な既存ブリントは比較的有名な作品に限定され、松竹初期作品を初めとする古い作品を鑑賞する術がありません。
 そこで私たちは松竹(株)様、及び(株)にっかつ様の協力を得て、自費によるニュープリント化活動(1992~2003)を行って参りました。
 その他の活動としては、むつ市の「映画監督川島雄三を偲ぷ会」、むつ市教育委員会、及び「川島雄三記念会」との交流・協力を目的としています。
 なお、会費は、年間1万2千円です。会員は10名ほどです。現在会員を募集しています。
 現在加入資格などはありません。活動に賛同していただける方であれば結構です。
 加入ご希望の方はご連絡ください。 <<連絡先はこちら>>

カワシマクラブの歩み

1983.10 「没後20年 川島雄三映画祭(於:上板東映)」を開催
 職場の映研「藪睨」と「ダラシネの会」の有志で主催した映画祭。
1985.4 雑誌「KAWASHIMA CLUB <臨時創刊号>」発刊
 上映会のメンバーであった飯塚、野田、橋本、馬場の4人が中心となって編集した雑誌。
 以降、この4人がカワシマクラブを名乗ることとなる。
1988.10 「下北半島 川島雄三映画祭(於:青森県むつ市)」の主催スタッフとして参加。
 没後25年を祈念して、むつ市の「川島雄三を偲ぶ会」が中心となって、川島監督の故郷にて行われた映画祭。
 カワシマクラブの4人は、映画祭のスタッフとして参加。
 映画祭のパンフを編集する一方で、目玉企画であるデビュー作「還ってきた男」のニュープリント実現に尽力。
 更に、東京から映画祭参加者を募ってバスツアーを実行した。
1990.9 新生「カワシマクラブ」発足。 「笑う宝船」と「追ひつ追はれつ」をニュープリント
 むつ市へのバスツアー参加者を加えて映画サークルとして再スタート。
 「還ってきた男」のニュープリントに続き、松竹(株)様のご協力により、川島監督の第2、第3回作品を自費にてニュープリントした。
1992.6 会報「カワシマクラブ」第1号を発行
 以降、不定期ながら第8号まで発行したものの、記事のネタが尽きて現在は事実上の休刊状態。
1992.7 阿佐ヶ谷映画村「川島雄三作品上映会」を共催。
 白井佳夫氏を中心とした草の根映画サークル「阿佐ヶ谷映画村(惜しくも1997年に活動停止)」と共にニュープリント作品を上映。
 以降、ニュープリント作品の上映会を共催していたが、阿佐ヶ谷映画村は惜しくも1997年に活動停止。
1993.1 「とんかつ大将」をニュープリント
 井上ひさし氏が絶賛していたことをキッカケとして、ニュープリント第2弾に選定。
1994.1 「深夜の市長」をニュープリント
1994.3 名古屋シネマテークにて「深夜の市長」を上映
 フィルム上映団体「名古屋シネマテーク」のご協力により、以降のニュープリント作品についても名古屋での上映を実現。
1995.1 「銀座二十四帖」をニュープリント
 (株)にっかつ様のご協力を得、日活作品を初めてニュープリント。
 プリントがジャンク処分されたことを聞き、ニュープリント第4弾に選定。
1996.1 「追跡者」をニュープリント
1997.1 「夢を召しませ」をニュープリント
1998.1 「女優と名探偵」をニュープリント
1999.1 「適齢三人娘」をニュープリント
2000.1 「こんな私じゃなかったに」をニュープリント
2001.1 「明日は月給日」をニュープリント
2002.6 「花吹く風」をニュープリント
2003.11 「明日は月給日」をニュープリント
2004 「昨日と明日の間」のニュープリントを計画するも、資金調達が困難のため断念。
2014.5 川島監督の没後50年に当たり
『監督 川島雄三 松竹時代』を出版

カワシマクラブ会則


第1条(目的)
 この会は、映画監督川島雄三の作品鑑賞と再評価を進めることを目的とする。

第2条(活動)
 前条の目的を達成するため次の活動を行う。
  1.川島作品の上映・鑑賞
  2.川島作品のプリント化
  3.「映画監督川島雄三を偲ぷ会」、「川島雄三記念会」、「むつ市教育委員会」との交流、協力
  4.川島監督に関する資料収集
  5.会報の発行
  6.その他会の自的に沿った活動

第3条(例会)
 上記の活動を進めるため、例会を行う。
  1.定例会は、年3回程度とする。
  2.ただし、必要に応じて臨時例会を開くことができる。

第4条(会計)
 この会の経費は、会費、寄付金及ぴその他の収入をもって充てる。
  1.会費は年間12,000円とし、例会時に納入する。
  2.会員の賛同を得た場合には、会費以外の臨時徴収をすることができる。
  3.この会の財政担当として、会計を置く。

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