三橋達也氏インタビュー 15
純情な新珠さん(2)
三橋

そういう一件があったもんですからね、
余計なんです。ダメなんです。
「ここ、いくとイヤよ。」
「手がここ、いくとイヤよ。」って。
とにかく、オッパイなんか絶対さわれないですから。
だけど、お昼休みに今平が
「やれ。」って言うんですよ。で、
「じゃ、監督が自分で言ってくれ、
そう言ってくれよ。」って。

午後から撮影現場に入っていって、監督の方を見る。
監督にこうやってやると・・・、何も言わない!(笑)。
ひどいもんですよ。
結局ね、最終的にはさわらなかった。
この辺までは手、いきましたけど。
それで、新珠くんも了解してくれました。
 

**** じゃ、ちょっと妥協した感じで、あいまいな形で
その辺を表現したと・・・
 
三橋 結局そこは、カメラアングルの方で何とかしてよ、
っていうんでね。
さわってるように見えるよう、
高村(倉太郎)さんがうまく
カメラアングルでごまかしてくれましたけどね。
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