製作順 16
作品名 明日は月給日
年度/製作会社 1952/松竹大船
製作 小倉武志
原作/原案 宮崎博史、北町一郎、鹿島孝二
脚本 柳沢類寿
撮影 西川亨
照明 安藤真之助
美術 中村公彦
音楽 木下忠司
録音 米津次男
助監督 野村芳太郎
キャスト 日守新一、英百合子、幾野道子、宮田英夫、望月優子、渡辺篤、井川邦子、大坂志郎、高橋貞二、鶴田六郎、紙京子、古今亭今輔、三遊亭小金治

 明日は会社の月給日。会計課長の鉄太郎は、銀行から引き出した月給を外国商社への手付に転用するよう専務から命じられる。だが、その商社の悪い噂を聞いた鉄太郎は一存で手付を手形で払い窮地に追いつ込まれる。
 そんな中、大家族の石原家では、次男英二は落語家の娘はる子との結婚に悩み、長女の夏代は夫のヘソクリのことで朝から大ゲンカ、次女の龍子は夫婦げんかで大阪から家出してくる。末娘の末子はアルバイトの初月給を控えて大はしゃぎと、一家は悲喜こもごも。
 鉄太郎の為に奔走する息子たちを軸に、家族の様々なエピソードを織り込んでテンポの良いドラマが展開する。助監督の野村芳太郎が手本とした、川島流プログラムピクチャーの1本。脚本の柳沢類寿との名コンビによる洗練されたコメディセンス溢れる作品。
 テープレコーダーを小道具に使うなど新しい物好きな面や、桂小金治が落語を演ずる高座シーンや古今亭今輔師匠との稽古風景など落語に造詣の深い川島監督らしさも随所に観ることができる。

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